休みの日の日課の早朝散歩をしていました。いつもとは違うルートを歩いていき、田んぼの横を歩いていると、大きな「タニシ」が大量にいます。私が子どもの頃には見たことがないような大きさの「タニシ」です。
「スクミリンゴガイ」というそうです。
帰宅後ネットで調べてみると「スクミリンゴガイ(通称ジャンボタニシ)」という貝で、南米原産の貝で、1980年代に台湾から養殖用で日本に持ち込まれたものが、放棄されたり養殖場から逃げ出したものが野生化したそうです。私が子どもの頃に見かけなっかたのも当然のことです。この「タニシ」、植えはじめて3週間ぐらいのまでの柔らかい苗を食べてしまいます。少し前に大きく成長した稲の根本近くにピンク色のツブツブの塊(集合体恐怖症のかたは見ないほうがいいです)がいっぱいついていました。これがこの貝の卵です。はじめて見た時の印象は、違和感と、とても気持ち悪いものでした。その時は日本の田んぼをあらしている「貝」だとは知りませんでした。
「生き物」は生き抜く力が強いです。
動物や植物などあらゆる生き物は、その地域の生存競争に打ち勝って生き残ってきた子孫です。ですからほかの地域でも生存競争に勝ち残る可能性がたかいと私は思います。今の日本にもそのような生物がいますし、逆に日本原産の生き物が外国へ行ってしまって、その地域へ害を与えてしまっています。今は、少しでもそのような害が減っていくように願うばかりです。
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