談山神社

旅行

中世のお城ほど高くはないですが、石垣も残っています。

鳥居をくぐると、右手に「東殿(恋神社)」へと続く「恋の道」があり、古来より縁結び信仰があります。縁結びの神として祀られている鏡女王(かがみのおおきみ)は、万葉の歌人・額田王(ぬかたのおおきみ)の姉であり、情熱的な恋の歌を残した歌人です。鏡女王は、藤原鎌足の妻であり、不比等の生母と伝えられています。

十三重塔

有名な十三重塔です。藤原鎌足公長子・定慧和尚が、父の供養のために白鳳七年(六七八)に創建した塔婆で、現存のものは享禄五年 (一五三二)の再建です。木造十三重塔としては現存世界唯一の貴重な建造物です。

談山(かたらいやま)

神社の奥に談い山(かたらいやま)があります。当時の都は「飛鳥板葺宮(あすかいたぶきのみや・現在は〒634-0111 高市郡明日香村岡)」ですので、それほど遠く離れた土地ではないですが、かなり山奥なので極秘のお話には良い場所だったとおもいます。

石碑もあります。ここで中大兄皇子と中臣鎌足が極秘の話し合いをしたことでしょう。

御破裂山(ごはれつやま)

この山中には藤原鎌足公のお墓もあります。この山道と奥へ奥へと進んでいくと、

鳥居の奥にお墓がありました。この時は霞がかかり神聖な雰囲気でした。国家に不祥事が起こると、新山が鳴動するそうです。今は大丈夫でしょうか。

私が参拝したのは3月中旬。4月に入れば桜が、秋には紅葉があなたを迎えてくれます。山奥ですが道路は広くアクセスしやすいです。歴史の重要な転換点の舞台でもある談山神社を参拝してみてください。

アクセス

所 在 地  〒633-0032 奈良県桜井市多武峰319

拝観時間  8:30~17:00(受付16:30まで)

交  通  桜井駅→桜井市コミュニティバス談山神社下車徒歩約5分

お問合せ  TEL:0744-49-0001

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