「食べること」は人間の根源的欲求の一つなのと、それが良い悪いに関係なく「習慣化」していること、そこから抜け出すことは難しいです。ただ大きく変えることは難しくても、少しずつ変えていくことは可能かもしれません。
私自身、異動の多い仕事をしていますが、現場がかわるとその現場の良いところ改善すべきところを見極めて、良いところは自分自身に取り込み、改善すべきところは変えていかなければなりません。ただ、その改善すべきところも以前からその現場で働いている方にとってはそれが「習慣」になっており、そのことが「そのままでいい」「特に不便でもない」と思い込んでしまっていて、変えられない状態になってしまています。
私がその現場に着任して、いきなり「こちらの方が便利だから」といってそこの今までのやり方を変えてしまうと、そこで今まで働いていた従業員から反発をかい、私の言うことを聞いてくれなくなってしまいます。
そので、まず、日常会話からはじめて、馴染んできてから、小さい事柄から変えていく。物の置き場所ひとつにしても、同意、確認を得てから変えていきます。そのことを日々積み重ねていくと1年後には大きく変化している、と言うふうにしています。
自分自身の生活にもこれをあてはめて、少しずつでいいから、より良い方向にかえていきます。例えば、玄米が良いと言われていますが、いきなり白米を全て玄米に変えるのではなく、白米と玄米を混ぜて炊く、という方法をとっています。これだけで、白米だけの栄養とはちがってきます。
このような小さな事の積み重ねが、何年か後に大きな成果をうみます。その逆もあります。今、始めないと何年か後には取り返しのつかないことにもなりかねません。「思い立ったら吉日」です。今、小さな事から始めていきましょう。
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