談山神社
縁起
飛鳥・法興寺で行われた蹴け鞠まり会えにおいて出会った中大兄皇子 (後の天智天皇)と中臣鎌足(後の藤原鎌足)が、この山中で極秘の談合をされました。「多武峰縁起(とうのみねえんぎ)」によれば、「中大兄皇子、中臣鎌足連...
第二十二番 補陀洛山 総持寺
写真は第二十二番 総持寺 : 西国三十三所 (saikoku33.gr.jp)より引用
亀に乗った観音様として有名な総持寺は平安時代、中納言藤原山蔭卿により開かれました。亀の恩返しにより開かれた総持寺の御話は、今昔物語や源平盛...
東光山 花山院 菩提寺
縁起
正式な名前は「菩提寺」でその名の通り花山法皇を弔う寺院です。
開基は法道仙人で、薬師如来の化身とされる牛頭天王を共に雲にのってわたってきたと伝わっており、薬師如来の威光でこの地が選ばれます。
その後、西国三十三所観音霊場...
第三十三番 谷汲山 華厳寺
縁起
寺の草創は桓武天皇(737-806)の延暦十七年(798)で開祖は豊然上人、本願は大口大領(おおぐちだいりょう)です。奥州会津の出身の大領は十一面観世音の尊像を建立したいと願っており、苦行の末、霊木を手に入れる事が出来ました...
西国三十三所巡礼
一三〇〇年の歴史を持つ西国三十三所 縁の地
養老二年、大和国長谷寺の開祖徳道上人が病で仮死状態になった際に冥土で閻魔大王にお会いになりります。そこで「生前の悪行によって地獄へ送られる者が多い。観音霊場へ参り功徳を得られるよう、人々...
第十五番 新那智山 今熊野観音寺
縁起
平安の昔、弘法大師空海上人が唐の国から帰国されてほどなく、東寺において真言密教の秘法を修法されていました。その時、東山の山中に光明がさしその方へ向かわれるかれると、その山中に白髪の一老翁が姿を現わされ、「この山に一寸八分の観世音...
第三十番 竹生島 宝厳寺
縁起
竹生島宝厳寺は、神亀元年(724年)聖武天皇が、夢枕に立った天照皇大神より「江州の湖中に小島がある。その島は弁才天の聖地であるから、寺院を建立せよ。すれば、国家泰平、五穀豊穣、万民豊楽となるであろう」というお告げを受け、僧行基...
第二十九番 青葉山 松尾寺
縁起
慶雲年間(704から708年)、唐の僧、威光上人が当山の二つの峰を望んで、中国に山容の似た馬耳山という霊験のある山があったことを思いだされました。登山したところ、松の大樹の下に馬頭観音を感得し、草庵をを結ばれたのが、和銅元年(708...
第十七番 補陀洛山 六波羅蜜寺
六波羅蜜寺の歴史
六波羅蜜寺は、天暦5年(951)醍醐天皇第二皇子光勝空也上人により開創された西国第17番の札所です。
当時京都に流行した悪疫退散のため、上人自ら十一面観音像を刻み、御仏を車に安置して市中を曵き回り、青竹を八葉の蓮片...
第二十五番 御嶽山 播州清水寺
縁起
御開山法道仙人はインドの僧で、今より1800年前、景行天皇が治められていた時に、中国、朝鮮を経て御嶽山に住まわれ鎮護国家豊作を祈願されました。推古35年(627年)推古天皇勅願により、根本中堂が建立され、仙人一刀三礼の秘仏「十一面観...