今日は安倍文殊院へ参拝してきました。
本堂のみ、金閣浮御堂霊宝館のみ、どちらも拝観の3種類の参拝方法があり、初めてだったのでやはり本堂のみ参拝を選択しお参りさせていただきました。
本堂へ行く前ににも古墳があり自由に入れるのではいってみました。古墳の中へ入るのは初めてでした。思ったより広くここで長い眠りについた方がいらっしゃると思えば、感慨深いものがあります。
安倍晴明公、安部仲麻呂公が祭られている金閣浮御堂の手前に著名な書道家が書いた歌碑があります。その横に安倍前首相の灯籠が、、、。ニュースでは見たことがあるのを、実際にみてしまいました。
そして本堂へ
駐車場のすぐそばの受付で拝観券を購入し本堂手前の納経所へもっていきます。御朱印もそこでいただきます。本来ならお抹茶と落雁をいただけるのですが感染症対策のため、落雁とポストカードをいただきました。本堂へ入ると最初に弘法大師様が迎えてくれます。四国の霊場のお砂をふくろに詰めた敷物があり、その上で念仏を唱えながらお願いごとをするとご利益がえられます。
次はご本尊で国宝の文殊菩薩像です。そこでは係の方がご説明をしてくれます。私1人だったので、じっくり聞けてよかったです。教科書でみたものを実際の目でみることができるのは本当にいいことです。迫力や伝わってくるものが肌で感じられます。やっぱり本物をみないといけません。
花の広場にて
毎年、秋に「コスモスの迷路」が催されています。今日(9月13日)は、まだでした。
それが終わるとパンジーを使用した巨大絵馬が描かれます。この絵馬は安部晴明公が天体観測をした展望台から見ることができます。
そこに「ウオーナー博士報恩供養塔」があります。この博士のおかげで日本が戦時中に京都と奈良への空襲がなくなったということと、桜井市の一市民であった中井伊太郎さんがこの供養塔を建てたそうです。この博士がいなかったら今日見ている寺社仏閣を見れなかったかもしれません。ただそのおかげで空襲の目的地が変更されて、運命がかわってしまった方がおられるかもしれません。私にはどちらが正解かは判断できません。考えさせられる供養塔でした。
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