第十四番 長等山 三井寺(園城寺)

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縁起

天台寺門宗の総本山。境内に天智・天武・持統の三天皇の御産湯に用いられたとされる霊泉(井戸)があることから、「御井(みい)の寺」と称され、後に「三井寺」と通称されるようになりました。国宝の金堂を始め、西国第十四番札所の観音堂、釈迦堂、唐院など多くの堂舎が建ち並び、おおくの国宝・重要文化財が所蔵されています。

近江八景の三井の晩鐘として親しまれている大鐘です。また、環境庁による「残したい日本の音百景」に選定されました。

弁慶鐘にならって新鋳しているため、弁慶鐘(金堂西方の霊鐘堂に安置される古鐘で、園城寺では数少ない智証大師入山以前の遺品)とほぼ同じ大きさに造られており、 撞座と龍頭の位置を直角にするなどの室町時代につくられたものですが、奈良時代の形式を踏まえています。

金堂(国宝に指定されています)です。三井寺の総本堂で正面、奥行とも23メートルをこえる堂々とした仏堂で、檜皮葺の屋根が美しい名建築として知られています。内部は、外陣・内陣・後陣に区切られ、本尊・弥勒仏を安置する内陣中央は床を張らず一段下げて土間にするなど伝統的な天台系密教仏堂の形式となっています。現在の金堂は、豊臣秀吉の正室北政所によって再建されたものです。現在、内部には円空仏や尊星王像をはじめ多くの仏像が安置されています。

三重塔です。室町時代の建築。慶長6年(1601)、徳川家康が三井寺に寄進したものです。。もとは奈良県吉野の比蘇寺(現在の世尊寺)の東塔で、豊臣秀吉が文禄3年(1594)に伏見城に移していたのを再び移建されたものです。

高台に建てられた寺院ですので、大津市内から琵琶湖がみわたせます。

近くには琵琶湖疎水もながれ、当時の人の苦労と努力がしのばれます。

やはり滋賀県の寺社仏閣は有名な戦国武将の足跡がたくさんのこっています。滋賀県に住んでいたことがありますが、戦国武将好きの私としては、また暮らしてところでもあります。

アクセス

住所   〒520-0036 滋賀県大津市園城寺町246

交通   JR大津駅 又はJR大津京駅下車 京阪バス三井寺下車
   京阪電車三井寺駅下車徒歩10分
駐車場  有 (有料 大型バス30台 乗用車350台)
拝観料  大人600円 (30名以上550円)
中高生300円 (30名以上250円)
小学生200円 (30名以上150円)
拝観時間 8:00〜17:00
納経時間 8:00〜17:00

三井寺(天台寺門宗総本山園城寺) (shiga-miidera.or.jp)

第十四番 三井寺 : 西国三十三所 (saikoku33.gr.jp)

西国三十三所巡礼 | たいすけのブログ (taisukecocoharublog.com)



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