境内
山中に、現在では日本名水百選にも数えられる、「三名井」をもつところから紀三井寺といいます。紀三井寺はなんと言っても桜が有名です。境内には約600本の桜の木が植えられており、関西一の早咲きの桜の名所として有名です。「近畿地方に春を呼ぶ寺」と言われます。
他にも、和歌の浦を望む景色が見どころです。平成29年4月28日、文化庁により紀三井寺は、構成文化財の一つとして日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」に認定されています。はるか昔からこの景色は人々の心を魅了してきました。 聖武天皇の行幸に同行した万葉の歌聖・山部赤人も「わかの浦に 潮満ちくれば 潟を無み 芦辺をさして 鶴鳴きわたる(和歌の浦に潮が満ちてくると干潟が無くなるので、葦の生えている岸辺に向かって、鶴が鳴きながら飛んで行くことよ)」と詠い上げました、
桜の木が生い茂っていて本堂が、見えません。ここで桜がさいているのをおもいうかべると、さぞかしきれいなことでしょう。
ここを参拝したのは9年ほど前です。当時はお寺の正面石段を上りきった所にあった「紀三井寺茶所」が改装し今は「天空かふぇ」となっています。再びここを訪れて、和歌の浦を望みながらゆっくりとしたいものです。
アクセス
住所 〒641-0012 和歌山県和歌山市紀三井寺1201
交通 JR紀勢本線(きのくに線)紀三井寺駅 下車約10分
南海電鉄 和歌山市駅より和歌山バス海南方面行き乗車
紀三井寺バス停下車徒歩10分
駐車場 有 (約30台)
拝観料 大人一人200円 小・中学生と70歳以上大人一人100円
(30名以上団体料金あり)
拝観時間 8:00〜17:00 (寺務取扱等は下記納経時間内)
納経時間 8:00〜17:00
第二番 金剛宝寺 : 西国三十三所 (saikoku33.gr.jp)
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