第三十一番 姨綺耶山 長命寺

修多羅岩(すたらいわ)は、武内宿禰(たけのうちのすくね)を祀る護法権現社の背面にある巨岩で、「修多羅」とは、天地開闢、天下太平、子孫繁栄等を示す言葉で、この岩自体を武内宿禰の本体とする信仰もあります。

 

この「武内宿禰」古事記、日本書紀に登場する伝承上の人物。建内宿禰とも書かれ、また武内、建内はタケウチノ,タケノウチノとも読まれます。古事記では第8代孝元天皇の皇子比古布都押之信命と山下影比売の子で、成務天皇をはじめとする4代の天皇に仕えたと伝えられ、日本書紀では屋主忍男武雄心命と紀直の遠祖の娘の影媛との間に生まれた子で、上記の4代のほかに景行天皇にも仕えたと伝えられています。大変な長寿であり300歳まで生きたとされています。この時点で、実在が疑わしい人物です。徹底した忠臣、神の代弁者として活躍したことが語られており、また葛城、蘇我、平群、その他の諸氏の祖とされています。

800段の石段を登ってくるので、琵琶湖も一望できます。この日は曇り空でしたが、晴れていれば、三重塔の「赤」が映えます。こちらも再び訪れたい寺院です。

アクセス

住所〒523-0808 滋賀県近江八幡市長命寺町157番地

交通  JR東海道線近江八幡駅下車、近江バス25分、長命寺着石段参道又は新     参道  

    関西方面からは名神高速竜王インターより国道8号線を右折二つ目の      川を渡ったすぐの信号東川を左折北進8km

    彦根方面よりは国道8号線、国道武佐より渡合橋を通り北へ10km

    山麓より山上迄自動車登山道あり。

駐車場  有 (山上P乗用車30台)

拝観料  無料

拝観時間 8:00〜17:00

納経時間 8:00〜17:00

第三十一番 長命寺 : 西国三十三所 (saikoku33.gr.jp)

西国三十三所巡礼 | たいすけのブログ (taisukecocoharublog.com)

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